私が家に帰れるのか?と不安になるくらい精魂尽き果てた3レース。

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今年の私のフルマラソンシーズンが終わってることは前に掲載したけど、今年のフルマラソンを走った後に、こんなことを呟いた

「最近、フルマラソンを走ってもダメージがかなり少ない」

今シーズン、3回フルマラソンを走ったけど、以前は翌日とか翌々日とか筋肉痛があったりしたけど、最近は翌日から普通に走れちゃったりして、先月の勝田全国マラソンの後なんて、駅まで歩いてる途中に特急電車の時刻表を調べて、この特急に乗れる!と思ったら、駅まで走って階段駆け上がっちゃったりしてね…その後に、あれ?もしかしてフルマラソンで出し切れてないの?と思ったり…。

そんなことを思い出したら、私が出し切った…実感した大会ベスト3を思い出してみた。

1.初めての小江戸大江戸200k

6年前のことだけど、100kmウルトラ経験しかなかった私がいきなりの200kで、しかも序盤の50kmの猛烈な向かい風で体力も吹き飛ばされて、半分過ぎたときには、体力不足か体温も上げられず、身体にカイロを貼って、ラストは制限時間をかなり意識した走り?歩きになって、精神も削られてフィニッシュしたときは、完走証まで貰うまでは気力で動いたけど。

着替えようとイスに座りこんだらもう動けない…本気で家に帰れないんじゃないかと思った、座っていると眠気も入って意識も遠のいて、全身に力が入らない放心状態。タクシーを呼んでもらって、家までタクシーで帰ろうかと思ったくらい。結局、お風呂も入らずもう気が遠くなるくらいゆっくりとした動作で何とか帰ったけど…家に帰っても、玄関で動けなくてね。しばらく家の玄関でも倒れていたくらい出し切った思い出。

2.富士山頂往復マラニック

これも、まだ超ウルトラ2戦目くらいで参加したときだと思ったけど、真夏の田子の浦港から富士山の山頂まで行って帰ってくるレース。

前半のロード上りはペース配分がわからなくて出来るだけ走ったら、登山道になったら、ヘロヘロ、高山病も加わってフラフラ状態で、山頂まで行った下りは、少し復活してかなり飛ばして、ロードの下りもかなり走って下界におりてきたら、富士山頂の真夏の下界の暑さの温度差にやられて、もう走れない…。
そんな状態でフィニッシュしたときは、もう放心状態だったね…。
このときも、何とか気力が着替えたけど、駅まで歩く気力ない…どうやってこのまま浜辺で1日寝てから帰ろうかと本気で思ったくらい。

偶然車で来た人が駅まで行くけど乗って行く人居ますか?と声をかけてくれた人が居たので便乗。
電車ももう途中で乗り換えるのも辛いから、新幹線の指定席を取って、隣席が外国人の綺麗な女性だったけど、もうそれどころじゃなく意識朦朧として帰った記憶が…

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3.第1回トレニックワールド 110km

この大会は私にとっては初めてのウルトラトレイルと言っても良い大会で、前半のアップダウンの連続でかなり脚を使って、途中から強い雨、寒い夜中、足場がないくらいのぬかるむ路面、陽が出て蒸し風呂状態の山の中、そして一番は、いくら頑張って進んでもチェックポイントの制限時間の貯金が増えない精神的ストレス。
そんな状態で体力と心を削られて、何とか進んで完走。
気力でお風呂に入ったまで良かったけど、その後が動けない…駅までバスの中でこのまま家まで送ってくれないかと真剣に思ったレベル。
この大会も出し切ったと感じたレース。

私の中のベスト3はこの大会かな…

こういう大会を経験すると、どうしても次からそこまでならならいようにしよう保守的になる自分が居るけど(..;)
最近では、歩いても完走出来る時間だと歩き出すと言われるようになってきたし。

来月の小江戸大江戸200kは久しぶりに出し切った!と言えるまで頑張ってみようかな??

と一瞬の気の迷いです。

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