先週、関東のランナーにはちょっと話題になった、大田原マラソンを来年から3年間休止にする話
理由としては、東京五輪、21年にプレとちぎ国体、22年にとちぎ国体と3年間、大規模なスポーツイベントが重なることを「休止の大きな要因」と発表して他にも「職員数の減少に伴いスタッフの確保が難しく、ボランティアも高齢化している。市の財政面を含め、総合的に判断した。断腸の思いだが、開催時期やコースなどの見直しを行い、必ずまた形を整えてスタートする」という理由らしいです。
ただ、この裏で、休止の判断に至る経緯にはおそらく参加者の減少もあると思ってます、このままでは財政を圧迫し続けるだろうと…
大田原マラソンと言ったら、制限時間4時間である意味、真剣に走ることに取り組んでいたランナーのための大会で、それが好きで参加する人も多く数年前までは、短期間で定員に達してた大会。
そんな前は瞬殺だった大会が今は、なかなか定員に達しない大会はかなり増えた。
例えば、3月の板橋シティマラソンとか、古河はなももマラソンもまだ定員に達していない。
おそらく今後は、この定員に達しない勢いは、どんどん拡大して行って、マラソン大会が淘汰される時代になると思う。
そもそも色々な特色を出そうした大会がどんどん出てきて、結局その特色がマラソン大会市場全体に一般化されてコモディティ化が進んでしまったことが1つの要因だと思うけど
もう一つは、ランナー人口は減っていると言っても、まだそれなりの市場規模はあるのに、大会に興味を示さなくなったのは、ランナーが求める価値観が変わってきているからだと思ってる。
以前みたいに、お金を払って環境を整えてもらって誰かに評価される走り方より、走ることを楽しもうという意識に変わってきてている気がする。
要するに、ランナー人口はそれほど減ってなくても、熟練したランナーが増えて、楽しみ方が進化しているということかもしれない。
だから、ただ走るだけっていう走り方は、年数回で良くて、大会に参加する人が減ってきたんじゃないかと…。
と、そんな風に考えたら、今まで通り、単純にロードを走る大会の淘汰はどんどん進むと思う、逆に特色を出すために、10kmごとに、簡単な算数の問題を解いて合格点を取らないと前に進めないとか、障害物競走のように、網くぐり区間とか、ハードル区間、平均台区間ももうけたり、そんな大会の方が人気が出る時代になって来てるんじゃないか?っていう気がする。
だって、ただ走るだけってつまらないじゃない?って私は思ってるけど…
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