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75kmの第1エイドの石和健康ランドに9時54分に到着して、早速、預けていた荷物をスタッフより受けってお風呂へ
この大会でこのお風呂には入らなくても全く問題ないんだけど、実際に確認してないけど、参加者の7、8割の人が入っているような気がします。
その理由は、高速ランナーの人は、エイドの開設時間というのがあって、その時間より前には、各エイドを通過出来ないルールだから、だから急ぎすぎてもしょうがない。
それと、例年だとここから甲府盆地内が灼熱で、日差しが弱まるまでお風呂で休憩や仮眠という手を使う人も居ます。
制限時間的には、それを使ってもいけるくらい余裕のある大会なので…
あと、この石和健康ランド、こんなお風呂ですが

正直にいうと、こんな大会の途中にちょっと寄るようなお風呂ではなくて、じっくり一日楽しめるお風呂です。
シャンプーも選べたり、歯ブラシ、ひげ剃り、ゴシゴシと身体を洗うタオルも置いてあって、浴室も広いので大会中じゃなかったらな…このまま…と思って
魂を抜かれた選手も居るとか居ないとか。
私も、テーピングを外すのが面倒だけど、髭をそって、歯を磨いて、身体、頭を洗って、ゆっくり湯船につかって、水風呂、露天風呂を満喫してから再スタートを切っています。
昨年は、このお風呂上がりにラーメンまで食べて行きましたが、今年はコンビニで補給しようと思って、湯上がりで足の皮がふやけないない程度に乾燥させて
再度テーピングを巻いて、ワセリンも塗り直し、お風呂タイムは、1時間15分程度で再スタートをしました。
ベテラン超ウルトラランナーはこういう場所でしっかり仮眠を取って進むことが出来るけど、私は魂を抜かれるのが怖くてそれが出来なくてね…
それで終盤に眠気で潰れるから本当に未熟者だと思います。
再スタートして最初のコンビニでうどんとおにぎりを買って、店の前で座って食べる。これから迎えるのは笹子峠越えなのでしっかり補給しておかないと!と思ってしっかり食べてる。
そして再スタート、しばらく歩いてから走り出す、甲州市に入ってくると徐々に上りに、記憶ではここから笹子峠を越えるまで上りだったと思ったので
無駄に心拍数を上げて消耗しないように、淡々と歩いて上って進む。
この途中で第2チェックポイントの87.5km地点の近藤勇像に到着、13時31分。
ちょっとこの銅像の前ベンチがあって座ってたら眠くなって寝てしまった…。
はっとして、まずいと思って歩き出す。
歩いてると、車から声が聞こえると思ったら、似顔絵マンさんで
Uターンして、車を止められる場所を探してくれて、私設エイドを開設してくれた。
コーラは本当に生き返った感じがして、しかも一人で淡々と進んでいたから、人と話すことで気分転換にもなったのでありがたかった。
その上、チョコなどの補給食まで貰って復活して再スタートしました。
途中から峠道に入る道路に右折。その序盤に峠までの最終自販機で水分を補給して、淡々とくねくねと上る。
この辺りから、途中までぱらついていた雨が、本降りというか、土砂降りに、峠に向かって上ってくると道路は薄暗いし、気温は少しづつ下がってくるし、あれ?もしかして寒くなっちゃう?という不安を抱えて進む。
この区間は、本当に我慢、笹子峠までの距離が書いてあるけど、本当に我慢しながら進んで、峠までもう少しというところで、後ろから足音が聞こえてきて、振り返るとハーフの部(甲府スタートの140kmの部)の先頭の方が颯爽と駆け上がって抜いて行きました。
遅れて、私も笹子峠に到着、土砂降りなので足もとぐちゃぐちゃで、今度は舗装路の下り、ここは本気を出して走って下る。
久しぶりに本気で下ったって感じ、雨で体温が下がってるので、ガチンコ下りをしても、心肺が上がり過ぎることもなく下れるので、気持ち良く下って峠を越えてから40分くらいで、第2エイドの黒野田(103km)に到着、時間は16時08分
続きは後日。
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