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黒野田(103km)の第2エイド、ここは昔のドライブインのような建物でのエイド、カレーを振る舞ってくれる。
土砂降りの中で身体も冷えた状態で暖かいカレーをいただいて大変助かった。
胃もそれほどやられていなかったし、この先もしばらくコンビニはないので、大盛りをいただいた。
そして、土砂降りの中を再スタート。
再スタートして最初に思ったのは、寒い…雨が冷たい…。
エイドで休んだ分、筋肉が固まって、体温が下がって、筋肉のバキバキ感がする、カレーが消化されるまで歩き続けるのはまずいと思って、すぐに身体を温めるために走り出す。
ただ、一気にカレーの大盛りを食べたせいか、寒いけど、血糖が上がって眠い…どこからで寝たい気持ちになったけど、この土砂降りの中で寝たら死ぬと思って必死に進んで本当に我慢の時間だった。
夕方になって陽が沈んできて、一段と気温が下がってきてる感じがして、このまま体温が奪われるのはまずいと思って、レインウェアを羽織ることに
レインウェアを羽織ったら、少し暖かくなって走りやすくなった、
この区間は単調に20号を進む区間と旧道に入る区間が複雑、まぁ~間違えて20号直進しちゃっても大丈夫そうだけど…。
中央線の線路に沿って走るので、笹子駅を通過して、初雁駅付近を通過して、大月駅付近に到着。
どの辺りか忘れたけど、この途中でこの大会2回目のライトをつけて、猿橋に着く頃には雨もやっと弱くなっていた。
そして、雨も弱くなったので、スマホを取り出して、猿橋を撮影
雨上がりで幻想的で素敵な風景でした…身体ヘトヘトに疲れてなくてここがゴールなら尚更でしたけどね。
ここから夜間走に突入。景色が無くなった中を淡々と走る。
気温は下がっていたけど、何とか動いて進めてるので、寒くはなかった。
鳥沢駅前を通過、昨年はこの辺りは眠すぎて記憶があまりなかったから、こんなコースだったんだ…と始めて走った感想。
そして、私が昨年一番苦労した、次のチェックポイントの犬目方面向かうための上り。
昨年は私はこの区間を眠気マックスで真っ直ぐ進めない状態で、歩きながら進んでいったので、今年はまだそこまでなっていないので、昨年のトラウマは払拭できる程度にはこの急な上りの連続をクリアすることが出来た。
そして、第3CPの犬目宿の石碑に到着130km地点の、21時4分。昨年より1時間早いタイムで進めてる。
ただ、どこで眠気の波が襲ってくるかにも寄るから、昨年のようにコンビニで仮眠を考えないといけない。
犬目宿から上野原方面に下るときに、下に談合坂サービスエリアを少しだけ見ることが出来る。夜の談合坂サービスエリアを見下ろすところに居ることなんて多分この大会でこなければ無かっただろうな?と思って眺める。
そして、上野原方面へ淡々と進む。
この区間も旧道は、ほとんど人も歩いていない区間を進む、真っ暗な道路を一人で進んでいるときに、いきなり車が近づいてきて、横に止まって、話しかけられて、もしかして連れ去られる?と思ったら
よく見たら消防車で、消防士の人が
「山梨県にサリンが撒かれるという情報があって、警戒してるのですが、貴方は何をしてるんですか?」
と話しかけられた。
真っ暗な道路で屈強な男達数名に話しかけられるのも怖いし、話の内容も怖い…。大会の内容を説明すると、山の上でチカチカ見えるライトは、大会の参加者なのか…と納得した様子。
でも、本当に屈強な男達に話しかけられたときは、犯されるかも?と本気で思ったけど。
そんな無駄に心拍数を上げる出来事があった後も淡々と進んで。
昨年、仮眠させてもらった上野原のセブンイレブンを通過。
この先も旧道を迷いながら進んでいたら、トレイルのような区間に突入して、茂みの中で動物が数匹動く気配が…、ライトで照らすけと、高い草の下で何かが動いてるはわるかけど、何かわらない…
熊なら怖いけど、猿なのか、鹿なのか…念のため持っていた熊鈴を鳴らして、ここ一番の猛ダッシュでその場から立ち去りました。
そしてコース復帰すると、一人ランナーを発見。
ハーフの部に出場してる方で、そのまま一緒に進んで、次の第4チェックポイント小原宿本陣に到着(154km)1時37分
ここからしばらくこのハーフのランナーの方と歩いたり走ったりしながら進むことに…
続きは後日
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