ゼロ富士DNF結果詳細編3

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CP2 標高1000米地点の標識に到着 29km 23時05分

予定ペースより50分近く遅くなってる、CP1で20分遅れだった借金を30分も増やしてる。
原因は、上りだからと歩き過ぎと水分補給の暑さ対策のためのコンビニの使い過ぎだと思うけど、この遅れは結構ショックだった。

CP1でタイムシートに座って記入していると、ポツポツと雨が…もしかしたら、涼しくしてくれるか?とかなり期待した。
だが、通り雨程度の雨で、一度は強く降ったりもしたけど短時間。

気温が下がるどころか、逆にミストサウナ感を増しただけで、汗は余計に噴き出して走る…
標高は筑波山以上のところを走ってるのに…と何回も思った。
霧も出て視界が悪い上に、暑さでどこまで行ったら涼しくなるの?って思いながらずっと進んでいた。

33kmくらいの唯一のオフィシャルの給水所に到着
ボトルに水を補給させてもらって、カステラをいただいて、これ以上予定ペースより遅れが酷くならないように直ぐに出発。

上りを歩くペースは遅い方ではないので、この区間は、前の選手を抜いて進む。
ただ、標高が上がってきてるのに、全然涼しく感じない…これが私の中で一番の心配事で、真夜中の標高1000メートル越え地点で涼しくないっていうことは、翌日も猛暑が予定されていたから、もっと酷いことになると思っていた。

そんなこと考えながら、CP3の 料金所跡に到着、33km 0時43分

予定より1時間遅れのペース、遅れすぎだな…という気持ちに。

この付近に確か温度計の表示があって、19度くらいの表示だった気がした、20度以下なのに全く涼しく感じなくて体調が悪いのか?というくらい汗が吹き出していた。

そして淡々上り続ける、前の選手のライトが見えたら一応その選手を目標にして進んでいたので抜かれることはほとんどなかった。
標高1600メートルの標識を通過、次のチェックポイントまで、まだ400メートルの標高があるのか…と思って進む。

道路脇に、5合目までの距離表示があって、まだ距離は結構あるな…と思って進んで、

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第4CPの標高2000米地点に到着 45Km 2時17分

予定より1時間10分の遅れ。また予定のペースとの差が広がってる…どれだけ前回完走したときは、コンデイションが良かったのか頑張っていたのかと思った。

標高2000メートルを越えても全然私は涼しさを感じないで汗が噴き出していた。
確か前回参加したときは、5合目で寒くてしかたなかった記憶があったのにな…そんなに今日は暑いのか?と思った。

早く5合目に到着したい気持ちと、私の中で皮算用が始まる。

このままのペースだと、前回タイムを参考にした想定ペースより5合目到着が1時間30分くらい遅れることになる。
ただ、足は前回の状況よりも、かなり残ってる感じがするから、5合目から山頂までは、前回区間ペース以上には登れるだろう…と想定する。

そんな計算をすると、想定ペースより1時間30分遅れても、制限時間には、まだ2時間余裕がある計算になる。
ただ、一番の心配ごとは、暑さだ…真夜中の5合目近くなっても半袖で汗が噴き出してるくらい、下山してくるのが10時頃だとすると、5合目で既にかなり暑い可能性がある。
前回は、5合目から結構走ったのけど、今年は暑くて走れないことを考えると、2時間貯金は全部なくなることが想像出来る。

それでも、下山してきて、制限時間を意識するようになったら、性格的に暑くても意地になって走るだろうから、そうすると熱中症で倒れるまで走る自分が想像出来た。
実際、この大会の前2戦の超ウルトラの最後の数十kmは灼熱で、その中を暑さに意識を失いそうにながら進んでるときに、俺は走りながら熱中症で倒れるタイプだ…と思って進んでいたから。

そう考えたときに、山頂まで行ったら無理してでも完走しようする自分が出てくるから、それでこの尋常ではない暑さの中の昼間を走ったら私が倒れると思って、意地でも頑張る自分が出てくる前の5合目でリタイアしようと決めた。

そんな後ろ向きな気持ちを抱えて、
5合目に到着 49km 3時30分

時間は、しばらく5合目で迷ってて、リタイアを決めて下山を開始した時間です。
みんな5合目では寒いと言ってけど、私だけ汗が溢れていたから、リタイアを決めて良かったと思ってます。

そして、ここで私の富士山頂往復マラニックは終わったのだけど…あと1回だけリタイア後について書きます。

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