大会の中止判断を自分に置き換えてみたりすること。

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平成30年7月豪雨と名付けられた、西日本全域で被害が出ている豪雨ですが、被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

本当に自然災害は怖いです、最初は大雨と言っても、台風レベルかな?と思ったら、大型台風の比にならないくらいの被害が出ていますから。
日本全国、自然災害は地震だけじゃなくて、あらゆる災害への備えが必要だと今回改めて痛感しました。

そしてマラソンやトレイルは屋外でそんな自然を使って楽しむスポーツ。
もちろん、こういった自然災害の影響等を受けて、大会の中止などがあります。

今日も、今週末開催予定だった、長野県の王滝村でのONTAKE100の中止が発表されました。
舗装道路が崩落して、行方不明者も出ているとか、状況から考えると災害が他にも発生するリスクを考えると中止は妥当だと思います。

今回のONTAKE100にも関わらず、台風だったり、爆弾低気圧だったりで大会の開催を中止されたことって結構あります。
そういう情報を見ると、私はいつも思う、自分がそれを判断する立場だったら、リスクを適切に判断して中止や実行の判断を下すことが出来るだろうか?と。

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マラソンの大会はイベント事です。

あらゆる人や組織が、開催というゴールに向かって動き出している、そして参加者もあらゆる思い込めてエントリーをして準備を進めている。
そんな沢山の人達が、開催日程が近づくにつれて、加速度的に動き出している、そんなときに自然災害のリスクで判断しなきゃいけない状態になる。

たぶん、全ての人達が開催というゴールに向かって動き出してる状態で、そのゴール地点を変えないという選択が一番楽な判断だと思う。
しかも、自然災害は読めない要素が多すぎる、過去に中止を宣言した大会でも、結果的に自然災害の影響はほとんどなくて、開催出来たのでは?と結果論の批判を受けてるケースも沢山ある。

昨年の信越五岳トレイルランニングレースは、軒並み他の大会が中止を宣言してる中、コースを短縮して無事に開催された。
この開催に、天気を読んだ、信越五岳トレイルランニングレースの一人勝ちとか言う、SNSの投稿を見たけど、私は本当にそうなのか?と思ったりした。

そんな自然災害の可能性という不確定要素しかない状況で、リスクを適切に判断して大きなエネルギーを必要とする判断を私だったら下せるか?
と思ったときに、考えさせられる気持ちになる。
最後は、全てを受け入れる腹をくくった覚悟が必要だと思うけど、実行して何か起きてからでは取り返せないことも沢山ある。

そんな状態で判断した人の気持ちを考えると、どんな大会でも自然災害の可能性を考慮して中止という判断をした場合は、誰も何も責めてはいけないと思ったりする。
どちらの判断をしても責められる可能性があるときに、何かを判断するって本当に勇気が必要だと思う。

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