子供の頃、ヒーロー物のテレビを見ると、自分もなれる気がして、マネをしたり、なりたいと願ったり。
少し大きくなって、高校野球や、サッカー、ラグビー等をテレビで見るようになると、奇跡の大逆転!とか、奇跡のプレイ!とかっていうのを耳にするようになって、スポーツには頑張れば奇跡が起こるんだと、思っていたけど。
マラソンをやるようになって思うのは、マラソンには奇跡なんて起こらないんだよな・・・って思う。
なんで?そんな風に思うかっていうと、マラソンほど単純なスポーツはなくて、イレギュラーな事が起こりにくいスポーツはないから、しかも市民ランナーは誰かと戦ってる訳じゃなくてあくまでもライバルは自分だからね。
だからこそ、マラソンの結果って、結局、日々の努力という薄皮をすこしづつ積み重ねていってその高さが結果に表れるスポーツだと思う。
高い目標の結果が欲しければ、その薄い皮を何層にも積み上げて高くして行くしかなくて、もちろん、その一枚の皮の厚さは人によって違うし、練習内容でも、皮の厚さは変わってくるのかもしれない。
でも、笑点のように面白いこと言ったから皮10枚なんて事もないし、テレビのクイズ番組のように、最終問題で、皮100枚の大逆転チャンス!!なんていう事も絶対にない。
ストイックなランナーはその事がわかってるから、日々からその向こう側が透けて見えそうな薄い皮を積み上げる為に練習をするのかと・・・その一枚の皮だけを見れば、積み上がってる事に全く気づかないかもしれないけど。
その薄い皮を積み上げていくしか、高い目標まで届く事が出来ないことは知ってるから。
なんで?こんな事をこのオフシーズンに感じたって・・・来月の富士登山競走に向けてその薄い皮を全く積み上げることが出来てない自分に焦っていて、走りながら考えた事を書いてみました。
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走る☆ジョギング・ランニング |
コメント
キセキがあるとするとお天気だけかなぁと思いました。
4月なのに涼しく、風も無かったかすみがうら。。。
ノリさん、ご返事が遅くなりました。
天気にも確かに結果は左右されますよね。。暑い時期の大会で涼しいだけで全然タイムは変わりますからね。
私は、今年の雁坂峠越え秩父往還も涼しい事を願います(笑)