これからは謙虚な職人が生き残って行く時代ではないかと思ったりしている

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ちょっと前のテレビのニュースかネットのニュースか忘れたけど、こんな話を聞いたことを思い出した。

ある海外の一流企業の方が、東京の下町の町工場の視察に来て、出来上がる製品の精度に驚いてどうやってこの精度を保ってるんですか?という質問に

「長年の勘と感覚です」

と答えて、海外の一流企業の方が呆れていたという話。

まさに、これって日本の職人気質の現場で、技術は経験を積んで勘を鍛えなさいという考え方の姿だと思う。

職人の世界だけじゃなくても、今は人を採用して出来るだけ早く戦力になってもらうために、何よりも先にOJTを優先会社もある。

OJTについて解説するまでもないと思うけど一応

On-the-Job Training(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)職場で実務をさせることで行う従業員の職業教育のこと。ウィキペディアより

私も、実は前まではそんなことを思っていたことがあって、経験に勝る教育はないと思っていた。

だから資格とかの勉強なんて学問的な要素でしょ?
役に立たないから、実務では役に立たないよ!と思っていた部分もあったんですよね。

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ただ、実際に資格の勉強をするようになって気付いたことがある、自分の知識がいかに偏っていたのかと…
そして、現場で使う技術も、学問的な要素の上に成り立っているんだな?と初めて気付いた。

そして現場で学んだ知識のもっと先を行くには、この基礎的な部分がないと視野は広がらないんじゃないか?と感じた。
そう考えると、職人気質で、「長年の勘と感覚です」と答えるタイプはいずれ古くなるし伸びなくなるんじゃないか?と…
謙虚に、技術の基礎を学んで、今ある技術を学問に変えていくことをして行かないと、生き残っていこくとは出来ないんじゃないか?なんてこと思ったりした。

そんな風に思ったら、走ることについても、ランニング教室とかに入ったら、何か知らない発見があるのかな?と思ったりもしている。

今まで、実に自己流で走っていたので、学問的な要素は何もなく、経験と勘だけ。
確かに、走り出した頃は、雑誌とかで情報収集もしていたけどね、結局、専門家と呼ばれる人の話は全く聞いたことはない。
一度聞いてみたいな…と思っていたりする。

ただ、最近増えてきた、素人がランニングコーチです!と名乗ってる人が結構いて、ツイッターとかでもやたらフォローされたりもするけど、あれは何?と思ったりもするのだが…

理論も大事、でも理論を受け入れるベースも大事。

と思う。

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