マラソンが決して身体に良くない事は気付いてると思うけど、その先で気付いていないと思うこと。

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多分、走ることに病気のようにはまってしまっている人も、たぶん、走り出したきっかけは健康の為の人が多くて、速く走りたい!なんて思いながら走り出した市民ランナーは皆無だと思う。

そんな人達がいつから人の道を間違えたように、走ることにはまってしまったのか…
はまり過ぎちゃって、中にはこんな言葉を口にする人まで…

「健康の為なら死ねる」

何が正解なのかわからない言葉である。

市民ランナーの中には一定の割合でこんなことを思う人達が居て、どんどん自分を追い込んで、ハードなトレーニングをして、もっと速く、もっと遠くへと思って走ってる人達がいる。

睡眠時間を削りトレーニングをして、1分、1秒のタイムを削る。もっと遠くへ!と思って、夜通し走る大会に参加したり、真っ暗な山の中を走ったり、どう考えても、健康を通り抜けて身体に悪すぎる。

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ある日、私は走ってる途中に、トイレをもよおしてドラックストアのトイレを借りた。

トイレでふと壁を見ると、「運動なし、食事制限なしで、当店の店員が、3ヶ月で10kg痩せました!!」というサプリメントの広告も貼ってあって、ビフォー、アフターの写真まで。

おいおい、もともと人間の身体は食べ物から栄養を摂取して生きられるようになっている。
それを運動なしで、食事制限なしで痩せるって、もう、人間の生きる為の機能を停止させるようなことになるから、サプリメントじゃなくて、毒でしかないだろうと…。

そう思ったときに、ふと逆の発想が頭の中でひらめいてね。

身体に悪いくらい走れるっていうことは、逆に身体は健康過ぎるくらい健康だからじゃないかと…

要するに

健康な身体があるからこそ、身体に悪いことが出来る、
身体に悪いことを繰り返し出来るっていうことは、とんでもなく健康な身体を持っている!

って言っても良いのではないかと…。

ということで、

「身体に悪いことが出来るのは、健康な人の特権です!!」

気付いてましたか?

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