第6エイドを出てからは結構、前後に人が見えなくなる場面が増えてきた、序盤でコースをロストしたときには、そのうち前のからばてた人が落ちてくると思うから、それを拾いながら進もうと思ったけど、全く落ちてくる人も居ないし、上がって来る人も居ない。
みんな同じようなペースで走ってたとしたら、やっぱり、序盤の渋滞はかなり痛かったかもしれない・・・と思えてきた。
一人になったときは、コースをロストしないように気をつける、ただ、このコースは前半よりも後半の方がコース案内が多い感じがしたので、見落とさないで進めば一人でもなんとか進めそうな感じが。
コースは後2つの山を越える必要があるので、また登りはじめる。途中で何回か休みたいと思う心と戦いながら登って、下りは出来るだけ走れるところは走って進む。
結構、後半もしっかり頑張って進んでるつもり、それでも本当にみんな前を走ってるのか??とさえ思えるほど前になかなか追いつかない、ただ、コースの足跡の感じだとそれなりに人は居そう、うーん?自分が全体のどの辺りになるかさっぱりわからない・・・と思いながら第7エイドに到着。
第7エイドから、最後のチェックポイントの第8エイドまでは一応下りはずなので、時間短縮の為に、第7エイドは早めに切り上げてスタートする。
出来るだけ、制限時間への貯金を増やしたいと思って進む、所々に次ぎの第8エイドの桂木観音の標識はあるのだが、距離が書いてないので、まだかまだかと思って進む。
なかなか急な傾斜の下りが増えてきて、ただでさえ下りが苦手なのに、余計時間をロスしてる感じがして、精神的には結構焦る。
途中で、30kmの部門の女性ランナーがコースを開けてくれたので、「ありがとうございます」と声をかけて一気に抜こうとしたら、激しく転倒するという、私の人生のいつものパターン。
ここまで1回も転ばなかったのに何で?ここで?と痛みに耐えながら、平然と強い男を演じてスタート。桂木観音を何回も見ていったいいつ着くの?という感じで進む。
途中、後ろから来た人と一緒に走っていて、制限時間が厳しいですよね~という話しをしてたら、STYを完走した方みたいで、あと2時間くらいは居るんじゃないかな?と話しながら走ってしました。
そんな会話をしながら、やっと、38.9km地点の第8エイドの桂木観音に到着。制限時間18分前でした。
これで、やっと制限時間から開放される・・・と思ったら、あ・・・よく考えたら、フィニッシュの制限時間が10時間だから、ラストまで気が抜けないかも?という事に気付く。
早々にエイドを出発。エイド出発直後から登り、まだ登るのか・・・って感じ。あと4kmもないハズだからと自分に言い聞かせる。
トレイル慣れしてないから、後4kmぽっちと思うと、ロードの感覚で考えてしまうので、思ってるほどなかなか到着しなくて果てしなく遠く感じる。
しかも、今までのトレイルの感覚だと、フィニッシュ地点が近づくと、民家が増えたりするが、進んでも進んでも森の中に居るようで、あれ?もしかして、制限時間までにフィニッシュ出来ないのでは?という不安に。
それでも、信じて進むと、木々が開けて、学校があって、舗装道路に出る。
道路に出ると、既にフィニッシュした人が、後300mくらいって教えてくれて、脚を止めないで走り続けて、越生町役場にフィニッシュしました。
9時間30分の長旅でした。
ずっと蒸し風呂の中を走っていたような状態で汗が乾く暇もなかったし、常に全身から汗が噴き出してるような状態のレースでした。
走ったコースはこんな感じ・・・たぶん、もう一度走れ!と言われても覚えてません(^_^;
それと、なぜか?公式の距離は42.7kmなんですが、私のガーミンでは、47km以上ありました・・・
序盤でコースをロストしたけど、いくら何でも、5km近く多く走ってるとは思えないけど・・・山の中でGPSを見失うとしても通常は、見失った区間を直線で結ぶから短く出る気がするけどな・・・
気付いてないだけで、どこか大回りしてしまったのでしょうか?(^_^;
↓↓ブログランキングに参加してます。応援クリックをお願いします
にほんブログ村
走る☆ジョギング・ランニング |