走る気力を失った僕が、もう一度心を取り戻すまで(その4)

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これまでの記事は、
「走る気力を失った僕が、もう一度心を取り戻すまで」
「走る気力を失った僕が、もう一度心を取り戻すまで(その2)」
「走る気力を失った僕が、もう一度心を取り戻すまで(その3)」
でしたが、今回はその4。

前回は「睡眠の質を上げるぞ!」と試行錯誤していた話を書きました。
今でも正直、睡眠をしっかり意識していれば、だいたいのことは何とかなるんじゃないか?と思うくらいで、もはや「睡眠大事教」の信者みたいになっています。

睡眠で変わったこと

睡眠を大事にするようになってから、まず変わったのは昼間の猛烈な眠気。これがかなり減りました。
それから、自律神経の乱れも落ち着いてきたように感じます(その2で書いた漢方の効果もあるかもしれません)。
一番大きいのは、体の調子が良くなったことで「疲れや怠さから心が落ち込む」という流れが少なくなったこと。

心の落ち込みが減ると、不思議と「次は心のバッテリーを強化して、容量も増やそう!」という逆転の発想になってきました。

そこで登場するのが、みんな大好き(?)「幸せホルモン」ことセロトニンです。

セロトニンを増やす作戦

セロトニン不足は鬱の原因にもなると言われています。
つまり、心のバッテリーを強化するには絶対に欠かせない存在。

その材料になるのが「トリプトファン」という必須アミノ酸。
体内では作れないので、食事から摂るしかありません。

というわけで僕は、納豆・豆腐・チーズ・ヨーグルト・バナナ・ナッツなど、トリプトファンを多く含む食材を意識して食べるようにしました。
(納豆は朝ごはんの救世主。バナナは持ち歩ける補給食。ナッツは…食べすぎ注意ですね。)

さらに、トリプトファンは夜になるとメラトニンに変化し、睡眠の質を高めてくれる効果もある。
「食べてセロトニン、寝てメラトニン」まさに一石二鳥です。

また、トリプトファンがセロトニンに変わるには「ナイアシン」が必要。
不足していると先にナイアシンに回されてしまうらしく、僕はサプリで補うことにしました。

※ただしナイアシンは「ナイアシンフラッシュ」といって顔や体が赤くなったり、ほてったりすることがあるので要注意。僕も最初は「ん?風呂上がり?」みたいに赤くなって焦りました。効果が出にくい「ナイアシンアミド」もあるので、そっちを選ぶ手もあります。

心を強くする小さな工夫たち

食事やサプリに加えて、ちょっとした工夫も取り入れました。

パワーポーズ:胸を張って歩く、堂々としたポーズを意識する。これだけで気分が上がるから不思議です。(参考:「ボディランゲージが人を作る」という有名な動画)

呼吸法:鬼滅の刃の全集中呼吸…とまではいきませんが、深呼吸を意識。心が追い詰められると呼吸が浅くなるので、あえてゆっくり大きく吸って吐くようにしました。

こうして少しずつ「セロトニン包囲網」を作り、心のバッテリー強化作戦を進めていったのです。

1年半後に起きた小さな奇跡

正直に言うと、効果はすぐには出ませんでした。
でも、続けて1年半くらい経った頃、ふと気づいたんです。

ラジオを聞いていたときに、面白い話があって「クスッ」と一人で笑っていた。

「いやいや、それがどうした?」と思うかもしれませんが、僕にとっては大きな変化でした。
本当に疲れているときって、音楽もラジオも全部雑音にしか聞こえないんですよ。
しかも感情がプラスでもマイナスでも動くこと自体がしんどくて、感情をシャットダウンしていた時期もあったくらい。

だから一人でラジオを聞いて笑えたことが、「あ、心にちょっと余力が戻ってきたな」と感じられる瞬間だったんです。

そして今は…?

そんな生活を続けていると、心のエネルギーに少しずつ余裕が出てきて、やる気も思考もポジティブになってきました。
まるで心のバッテリーが容量アップして、強化版になっていくような感覚。

では、今はどうなったのか?
その話は…また次回に。

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