第17回雁坂峠越え秩父往還142km走出場結果詳細編(その5)

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CP6(正丸峠)~CP7(飯能市吾野) 10.6km
正丸峠のエイドに到着、このエイドは毎年カップラーメンが食べられ、カップラーメンエイドで、出す物を出したのでお腹が空いていたので、シーフード味をチョイス。
3分待つ間に、タイムシートにタイムを記入、やっぱり、全く貯金が出来てなくて昨年より15分くらい早い程度、やっぱり一人で走ってると自分に甘くてどんどん落ちて行く、とりあえず昨年くらいのタイムを目指す事に。
でも、回りにランナーが少なすぎて、スタッフの方に尋ねてみると、速いランナーの集団と、コンビニでガリガリ君を食べながら進んでる集団に別れていて、真ん中の中途半端に頑張っちゃってる集団が凄く少ないという話を聴いて、これはラストまで、寂しい状態で走る事を覚悟する。
正丸峠のエイドで、カップラーメンの汁までしっかり頂いて、ここから本当に街灯もない真っ暗状態になるので、ハンドライトにヘッドライトをプラスして装着して、エイドのスタッフの方々に御礼を言ってスタート。

ちょうど、同じタイミングでスタートする方がいて、少しご一緒させてもらうと、その日は胃がやられちゃって、ペースが出ないけど、以前は萩往還の140kmとかでも優勝した事のある方で、凄い人と少し間だけ併走させてもらって話しをさせてもらって、しばらくすると、ウェアを脱ぐということで、私は先行させてもらう事に。

真っ暗な雁坂峠・・・何か出るという噂もあるけど、何かより一番怖いのは人間だろ?と思うタイプなので、平気に突き進む。
途中、真っ暗な中に、私設エイドを開いてる方も居て、声援をもらって進む。
下りなので、しっかり走って、しかも、一番エイドの間隔が短い区間なので、出来るだけ走ろうと思って進む。
正丸峠から国道に戻ってくる、なんか8月とは思えないくらい寒い、強く息を吐くとうっすらと、白く見えるくらい、この最高のコンディションで昨年の記録と同じくらいだとすると、今後のベストの更新は難しいかな?ととかを考えながら進む。
前のエイドのカップラーメンが落ち着いたくらいに、CP7に到着

CP7 21時41分

CP7(飯能市吾野)~CP8(久保交差点) 14.4km

CP7に到着すると、レストランのようメニュー表を提示されて、梅茶漬けを注文する、もうこうなるとエイドではなくてレストランのよう、デザートにヨーグルトまで準備してますとのこと。やっぱり、スポーツ・エイド・ジャパンのエイドは最高です。
美味しく頂いて、タイムシートにタイムを書き込むと、昨年との貯金は10分くらいしかないので、これは、デッドラインは昨年のタイムとして進もう決意。
エイドのスタッフに御礼を伝えて、最終CPを目指してスタート。
相変わらずの単独走。抜いたり、抜かれたりするランナーはほとんど固定で、歩いてる間に抜いたり抜かれたりしてるだけ、ただ、ちゃんと、「お疲れ様です~」と挨拶して抜きますよ!それが超ウルトラの良いところだと思ってるので、抜くときも抜かれるときも挨拶してます。
この区間は修行の区間だと思ってるので歩き過ぎないようしながらも、気持ちが切れそうになりそうな自分と戦いながら進む。
やっぱり、夜の区間を一人で走るのはメンタルの強さを要求されるな・・・という気分に。
川沿いだから、清流のせせらぎ?時々来る飛ばす爆音の車の音の中をトボトボと負けそうな心と戦いながら進む。
しかし、9月中旬とは思えないくらいまだ寒い、何回か、荷物からアームウォーマーを出して装着しようか?と思ったくらい、しっかり走れれば大丈夫なんだろうけど、しっかり走れるほどの体力は残ってないので、歩き過ぎないようにしながら走るが、昨年はこの区間は2km走って1km歩くを繰り返していたけど、今年はそんな元気はなくて、チョロチョロ走って、チョロチョロ歩くを繰り返す。
寂し過ぎて、途中で歌なんか歌ってみたけど、歌詞を頭から絞り出す思考能力なくて、途中から鼻歌になって、呼吸が苦しくなって止めるパターンを繰り返す。
いろいろと気持ちを紛らわせながら、CPに近い久保の交差点へ、昨年まではこの交差点の手前にCPがあったが、今年はこの交差点を左折した先のお寺にエイドがあるらしいということで、曲がったけどCPらしきものがない・・・
少し進みながら不安になる・・・見落としたかな???とキョロキョロしながら進んだら、光るライトがあって、無事にCP8到着

CP8 24時02分

続きは後日。

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