私がもし次回もトレニックワールド 100mile & 110km in 彩の国に出場するとしたら。

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第1回トレニックワールド 110km in 彩の国の備忘録は前の記事までで書いたけど、たぶん、今年の結果は見て、我こそは!と思ってる人も沢山居るみたいで、その方に少しは参考になる補足が書ければと思っての記事です。

結局今回の 第1回トレニックワールド 彩の国の完走率は、

100mileの部門は、完走者なしで0%

110kmの部門は、23.26% 50人/215人

という結果でした。

この結果を見て中には、この時期は、上州武尊山スカイビュー・ウルトラトレイル、信越五岳トレイルランニングレース、STY、UTMFとメジャーウルトラトレイルがある時期で、トレイル初心者ばかりが参加した結果ではないの?と感じる人も居るかもしれません。

もともと100mileの部門は制限時間33時間。
単純に計算するとエイドとかドロップバックで装備の入れ替えも全て混みで、1kmを12分ペースで進まないと完走出来ません。ウルトラトレイルを1km12分ペースって、コースが同じところはないので単純に比較は出来ないが、今年のような最悪のコンディションじゃなくても、かなりのウルトラトレイルの走力が必要になるかと思います。来年同じ条件で開催されても、そう何人も完走出来ないのではないかと思ってます。
今年もそれを覚悟して猛者が試走を繰り返して挑んだ結果、最悪のコンディションで打ち返されたというところです。

110kmの部門は、100mileの制限時間の厳しさに比べれば…と油断して、かつ第1回大会ということで参考情報がなくて、普段のトレイルレースの勢いで参加したら、思っていたより制限時間が厳しくて失格になった人がNorthコースで多かったのではないかと思う。だから、脚的にはまだ残っていて居て、道半ばでDNFになった人も多かったのではないかと思ってます。
Southコースは、悪天候過ぎて、かなりのメンタル面の強さも要求されて折れてしまった人も居るのではないかと思うので、緩い制限時間ではないけど、来年は、覚悟して挑む人もが多いと思うので、天候が良ければ、完走率は40%くらいまで上がるのでは?と勝手に感じてます。

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じゃあ、今年の反省をふまえて、来年対策する事は?と思うのは。

正直、100mileを完走する方法は私にはわかりません。明らかにきついSouthコースを2周するなんて…急過ぎる下りは誰が下ってもそんなにタイムは変わらないと思うし。私には人間離れした能力が必要ではないか?ということしか想像できません。

なので、110kmの部門を対象にして書くと、次回は5月開催という噂もあります、もしかしたら今年ほど暑さはないかもしれないし、悪天候も少ないかもしれないので、これはかなりプラスに働くかと。

コースは全体的に、ピークのないコースだと思った方が良いです、ピークまで来たから下りが続くっていう気が抜ける区間は全くない、かつ、急坂と急下りの連続が続きます、気持ち良く走れるという区間は実に少なくて、頑張れば途中、途中にあるロードを走れるくらいかと。
結局、標高800メートル以下の山の縦走コースで、6300m近い高低を作るということは、激しいアップダウンは続くという覚悟をして、これを覚悟してないと距離は長くないけど連続して現れるアップダウンに本当にメンタルがやられます。

前半のNorthコースは、制限時間を意識して、走れるところは登りでも走るようにしていれば、通過出来ると思います。ついつい登りは全部歩いちゃおうとか、下りもゆっくり…とか思っちゃいますけど、そこを頑張ればね。
ただ、そんなに私はストイックに走らなくても通過出来たので、走らねば!!と思いこまなくても行けると思います。

きついのはSouthコースの方です。4、500メートルくらい一気に上がる場所が、3個所くいらありますし、これでもか!!と思うくらいの急勾配のアップダウンが連続する個所もあります。
できれば、参考タイムを把握する為にも、Southコースは試走をしておいた方が良いかもしれません。場合によっては竹寺辺りまでは夜間走になるので、その点も考慮して試走をすると良いかも?夜間走になるとタイムがかなり落ちるので…(mileの人は、Southコースの1周目は、ほぼ夜間層になるかもしれません)
試走する際は、自販機が設置してある場所はそんなに多くないので、携行水量はを気をつけた方が良いですが…。

それともう一つ、今回、私はガーミンとEPSONのGPS時計を両腕にはめて走りましたけど、主催者の発表してる距離は、EPSONの方が合ってる気がします。ガーミンだと距離が長く出てなかなかエイドにたどり着かないってことになるかも?これはあくまでも今回の私の場合の話だから、あまり参考にならないかもしれませんが…。

たぶん、今回の結果で、猛者の方々うずうずしてきてるかもしれませんが、トレイルコースとしては決して気持ちの良いコースではないかと…眺望が良い場所も数カ所しかないし、夜景が見える場所も、本当に数カ所でかつ1瞬、後はずっと森の中です。
難コースを攻略する!という意気込みで来られた方は集中出来るかもしれませんが、気持ちよく~なんて思ったかたは少し残念な結果になるかもしれないです。

いずれにせよ、110kmについては、完走率に表れてる以上に、天候が良ければ完走のチャンスはあると思いますから、挑戦する価値はあるのかな?と…。

それと最後に、私の今年のタイムは、備忘録に丸出ししたけど、私は全てのエイドで制限時間から、おおよそ1時間~1時間30分くらいで通過してるので、最初の区間以外は、私のペースがほぼ主催者が想定したペースだと考えられます。
ので、目安に使って頂けばと思って、昨日までの記事にもまとめましたが、下記に再度まとめます

エイド 経過時間 区間時間 時刻
くぬぎ村体験交流館 2:16:13 2:16:13 14:16:13
堂平キャンプ場 5:03:17 2:47:04 17:03:17
定峰峠 6:43:02 1:39:45 18:43:02
飯盛峠 9:17:14 2:34:12 21:17:14
ニューサンピアIN 11:26:31 2:09:17 23:26:31
ニューサンピアOUT 11:53:08 0:26:38 23:53:08
桂木観音 13:25:55 1:32:46 1:25:55
高山不動尊 15:40:53 2:14:58 3:40:53
竹寺 18:18:48 2:37:55 6:18:48
吾那神社 21:24:04 3:05:16 9:24:04
桂木観音 24:38:54 3:14:50 12:38:54
ゴール 26:43:56 2:05:02 14:43:56

それで来年の私は参加するの?というと・・・出ない確率の方が高いかな(笑)

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