第3回小江戸・大江戸フットレース出場結果その6

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154.6km地点の 本所エイド(9:16 経過時間 25時間16分)で到着
本所エイドは、制限時間が気になって仕方がないので、トイレと水分をもらってさっさと出発!
早歩きしながら計算すると、どうやっても制限時間ぎりぎりのタイムになってしまう。少しでもちょっとでも走って進まないと間に合わない。
ここからは下町の名所を通るコース、しかも、昼間の時間、信号プラス、人通りが多くてなかなか進まない
名所は、まずは、スカイツリーの真下を通過、観光客をかき分けて進む、
続いて、浅草寺。
第4チェックポイントの浅草寺を撮影(157km)2013:03:03 10:03:32

asakusa

続いて、御徒町方面を抜けて、湯島天神の前を通過、本当ならこういうものも写真を撮って走りたい気分だが、そんな余裕はなく必死の早歩き
東大の赤門前を通って、駒込方面へ向かう。他のランナーはほとんど会わない。

そんなときに、犬を連れて散歩していた女性に、頑張って下さいって声をかけられる。。
どこかで見かけたある人だな??と思ったら、昨年9月の某ウルトラマラソンで、途中一緒に走った女性で、つくばマラソンでも途中で話しをして引っ張ってもらった女性で、びっくり。
思わず、あーーーー、つくばで! と言ってしまったら、彼女も、あーーー、某ウルトラで! と覚えていてくれました。
制限時間ギリギリなんですというと、あきらめないで頑張って下さい!と言われたので、見えなくなるまでなんとか頑張って走りました(笑)

駒込を通過して、王子を抜けて赤羽を抜けて走る、この辺りになって後、フルマラソン1回分だからと言い聞かせる。

前方にランナーを発見して、少しでも詰めようと頑張って走る。
なんとか追いついたが、道の反対側で、どちらが良いのだろう?と思って地図を確認しようと思ったら、思いっきりのヘッドスライディング・・・追いついたランナーも反対側から大丈夫ですか?と声をかけてくれた。。

幸い怪我もなく立ち上がって、しばらくその人の後ろをついて走っていたが、高島平付近に到着したときに大きなミスを。。。
前方を走っていた人を見失い、ついでに、地図の切れ目で地図を入れ替えたのだが、見る地図を間違えて、方向を間違える。
しばらく見間違えた方向に走ってしまい、おかしい事に気づく・・・

道行く人に尋ねようと、ちょうど歩いてきた若い女性に声をかけたら、凄いイヤな顔をされて、逃げられた・・・
というか、道を尋ねようとしただけで、あんなイヤな顔された事は、生まれて初めててショックだった。

続いて、次にきたおじさんに道を尋ねると、親切に教えてくれて、私も、このコース走った事あるんだよ!頑張って!ってエールまで送ってくれた危うく高島平を嫌いになりそうだったけど、好きになれるかも?と思った瞬間だった。

コースアウトは、約1kmくらい、一瞬このロスタイムで制限時間に間に合わないかもしれない・・・と絶望感を感じたが、気持ちを入れ直してコースを戻しにかかる。
人間は追い込まれると強くなるというのがわかるかのように、今までとは比べものにならないスピードで走り出す。
自分でもびっくりで体が動く。そんな勢いでコースに必死になって戻ると、私を待っていたかのように、たくさんのランナーが居た。

どうも皆さん、最終なか卯の高島平店で、食べていたらしい・・・私は、そんな時間はないので、すぐ近くにあったコンビニで、おにぎりを調達して早歩きしながら食べて、レッドブルで流し込む。

見える範囲に同士のランナーがいるってすばらしい!と思いながら進み、荒川の河川敷に到着。
ここからあと約23kmくらい、、体力的に限界なので、気力だけで進む。
今後、ほぼ走る事が出来ない体なので、出来るだけここでも、少し走って、早歩きを繰り返して、見える範囲のランナーを
抜かして前に出ようと努力。

幸い荒川河川敷は、風もそんなに強くなく進む、心、折れポイントとしては、近そうに見える目印の橋が、なかなか近づいてこない・・・
橋をくぐるたびに、地図で確認して後何キロと考えながら進んでいたので、これが苦しかった。

189.3km地点の 羽根倉エイド(15:51 経過時間 31時間51分)で到着

河川敷を進んでいて、羽根倉エイドが全く見えなくて不安になったが、河川敷の上にエイドがあることが近くに行ってわかって、エイドでタイムをチェック。
制限時間が怖かったので、ドリンクだけもらって、直ぐに、フィニッシュ地点へ向かう、後約14km。
スタートして、焦る気持ちで進む。。。普段なら14kmなんてそんなにかからない距離なのに・・・進まない自分にイライラする、コースは1回曲がったら、国道254号で川越市内までの真っ直ぐなコース。

国道254号に入ると、前の方に、数名のランナーが見える。追いつこう!と気持ちをもう一度入れ直したら、走れるようになったので、走り出す。
あれ?走れる・・・後、10kmくらい、このまま走れるのでは?と思って、前の集団に追いついた後、追い抜いてみたら。
その前にも集団が!後ろ姿の中に、皇居付近まで一緒に走っていた彼の姿があって再会を祝う為に、追いつく。

私は、それでも、まだ走れそうな感じだったので、必ず体力の電池切れが近いと思って、その先も走らせてもらって、先を行く・・・するとその先に途中一緒だった、女性ランナーも居て、ラストになってみんな一緒?となって嬉しくなる。
ただ、ここからが長かった・・・やっぱり、体力の電池が切れて、ひたすらの早歩き、国道254号には、川越市街まで後何キロという標識が1kmくらい毎にあって、あと6kmくらいから全然減らない感じが・・・
日も沈んできて、遠くに、川越市街地の建物の光が見え始めてきたがなかなか近づかない。

集団で早歩きするグループに混ぜてもらい、必死のそのスピードについて行く。
そして、川越市内に入ってきて、なんとかなく1日前に見たような風景を感じて、痛い脚を引きずりながら、そして、迷いそうな、フィニッシュ地点の川越湯遊ランドの入り口を教えてもらいながら、ラストは、走ってなんとかフィニッシュしました。

タイム、34時間24分58秒でした。

次回、フィニッシュ後、第3回小江戸・大江戸フットレースへ今後参加される方に参考になれば?の記事を書きたいと思います。

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コメント

  1. すえ より:

    う~~~。苦しさが伝わって来ます。
    高島平のセブンとローソンのある角を曲がって、荒川堤防に出る手前で橋を渡るところは間違えやすいですよね。私はひとりぼっちになることもなく、道を知っているランナーに教えてもらいスムースに土手に出られてラッキーでした。
    道迷いとミスコースがいちばん凹みますね。

    制限時間を1時間以上残してのゴールですが、それでもけっこう焦るもんなんですね。やはり200越ともなるとつねに「突然行動不能」の恐怖にかられるものでしょうか?

    力走、完走、お疲れ様でございました。感動した!

  2. すえさん。

    前のランナーが見えないと不安になりますよね。
    私は、皇居辺りから抜かれっぱなしで、ほとんど一人で走ってました。
    それでも、コースアウトしないように気をつけていたんですけどね・・・
    コースアウトしたときは、頭真っ白でした。

    制限時間まで1時間半以上ありましたけど、早歩きだと、1時間に6kmも進む事はできないので、
    200kmで6kmくらいの誤差があってもおかしくないだろ??と思って、精神的には余裕がなかったです。
    少し計算ミスをしてるところもあったんですけどね(笑)

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