ヘタレランナーの第68回富士登山競走出場記(五合目から八合目)

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五合目を制限時間ぎりぎりで通過したとき、これは八合目失格は確実だな・・・と思った。
とりあえず、八合目失格でも八合目は、14分オーバーまでは計測してくれるので、それまでに行ければと思って登り続ける。
五合目から六合目にかけてはシングルトラックなので、詰まった状態で進む。
想定していたよりは流れていてくれた気がするけど、ペースとして遅い。

そして、何とか六合目に到着。森林限界を超えるので視界が開ける。
応援もこの地点だけは多い。声援をもらって少し元気になる。
ここから山頂までが登山競走たる登山区間。高山病みたく力が入らなくなったら終わりだな・・・と不安も感じ、脚もいつまで動くかわらないし・・・と思いながらも、どうせ八合目失格だからな・・・と半分諦め感で登り出す。

ただ、前半、渋滞とかで力を出し切れなかったせいか、それとも気温が下がったせいなのか身体はまだ動きそうだな・・・という感覚も。
6合目から7合目付近に到着、周りのランナーから、もう8合目関門失格ですよね・・・と聞かれて、そうですね。。と思って時計を確認。
すると、予定ペースより、少し早く登れば通過出来そうかもしれない。でも、それでギリギリ8合目を通過しても山頂まで確実に数分足りなくて失格になると思う。
しかも、予定ペースでこの区間を登った事は一度もない・・・そんなペースで登れる訳ない・・・。
と思う自分と、もしかしたら??と思う小さい自分が出てきて、そんな自分を誤魔化かのように、もしここでガチモードに入って、8合目通過出来なかったら悔しいだけだぞ!と思う自分も話しかけてきて、心の葛藤が。

ただ、身体だけは、限界まで勝負したいのか、徐々にガチモードに、周りの流れに乗っていてはダメだ思って、隙あらば、みんなが傾斜がキツイコースは避けるけど、前に出る為に、容赦なく攻める自分が・・・手もついて這い蹲って格好なんて関係なく登った。

途中で這い蹲るように登ってるときに、苦しくてあれ?上、下どっち?と思うくらいまで追い込んで登っていった。
時計とのにらめっこ、あとどれくらいかかるか全く読めない、でも、なんか全力を出したくなってる自分が居て、この登山区間は頑張った。

でも、本八合目手前で、周りの声援の様子が変わる、頑張れもう少しから、お疲れさま~の声援に。
そのときに届かなかった事に気づいた。そして、八合目制限時間を1分オーバーして失格

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身体はまだ動くし、このまま山頂まで行かせてくれれば、完走は出来なくても山頂でも5分オーバー以内で山頂に立てると思った。
1分ならどこかで削れるチャンスは一杯あっただろ!と自問自答してたら、悔しくて涙が出そうになった。
エンジンがかかるのが遅かった・・・

今年の富士登山競走はそれで終わりました。

ただ、今年の富士登山競走を走って感じたことは、やっと富士登山競走を完走できる手応えを感じた気がした、攻め方も。
でも、70回大会から、5合目制限時間が2時間15分に切り上がる。
ロード、トレイル区間の苦手な私には不利な切り上げになる可能性が・・・
来年の69回大会でリベンジしたいな・・・と思ってる。

その為には仕事の調整が一番難しい。。これが一番大変(;^_^A アセアセ…

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