第2回トレニックワールド 100mile & 100km in 彩の国の100km出場詳細(ラスト)

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竹寺(76.6Km) から 吾那神社(87.3Km)

タイムは、17時間22分で通過順位 411人中87位で竹寺に到着。

竹寺のエイドでは、おかゆが準備されていた、弱っていた胃腸にはこれが非常にありがたかった。
3杯くらいおかわりして頂く。
だいたいここまで走ってくるとわかっていて、エイド食でもつのはエイドを出てから1時間くらい、それ以降は手持ちの食料で補給しないとエネルギー切れを起こすが今のところ塩羊羹しか身体が受け付けないので、このエイドで塩羊羹の残量を確認した。
そして、コース復帰。
コース復帰してすぐに、ヘッドライトの光量が落ちてきたので電池を入れ替える予定だったことを忘れて、真っ暗なところでハンドライトを使って、ヘッドライトの電池交換。
前に焦って電池交換して、古い電池も混ぜて光量がすぐに落ちる経験があったので、一応暗闇でも慎重に確認しながら行った。
そして再度進み始める。

この区間は、前回の大会で私が一番体力だけじゃなくて心まで削られた区間で、急坂、急下りがこれでもか!!と来るので、心の準備で覚悟する。

前を走ってるランナーに追いつくと、おっさんランナーのウェアがスケスケ。凄いウェアだな…と思ったら、暑くてレイヤーウェアだけで走ってるとのこと。
私も、ファイントラックとウェアの2枚着ていて凄く暑かったからその手があったか!!と本気で思った。
マネしようかと思ったけど、もう数時間で明るくなって、明るくなった弛んだワガママボディを披露勇気はないので結局はやらなかった。

この区間は2回舗装路に下りて上り返す、その後に連発する急上りと急下りを繰り返す。心の準備はしていたけど心のも体力も大量に削られる。
この区間も何人もの人が途中で座り込んで休憩どころかサバイバルシートで身体を包んで寝てる人まで居た。

途中で徐々に明るくなってきて、下界の方かから電車の音まで聞こえる。下界に下りて通る東吾野駅前とか通ったときに電車が来たらリタイアして帰りたくなっちゃうよな…って思った。

そして、アップダウンのラストだと思うころで、前のランナーが休んでいたので、私も一緒に休ませてもらってしばし談笑。
お互いに歩いても完走出来ますよね…って話していたけど、よく考えると歩くのも辛いのがトレイルだということに後から気付いた。

そして、下界に下りて、東吾野駅。
高山不動尊(66km)のエイドで調子を落としていた仲間が後ろから追いついてきた。
ここから、吾那神社まで一緒に進んで 吾那神社(87.3km)に到着。この区間長かった…。

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吾那神社(87.3Km) から 桂木観音(97.8Km)

タイムは、20時間44分で通過順位 411人中75位で吾那神社に到着。

吾那神社のエイドでうどんを頂く。水っぽいものだと普通に食べられるまで胃腸は回復していたので、2杯頂く。
そして補給をして再スタート。

追いついてきた仲間には余裕がありそうだったので、先に行ってもらって私は、必死の早歩きで進み続ける。
日差しが上がってきて気温があがってきて発汗量が凄かったけど、この区間も3時間くらい覚悟してたので、水切れを防ぐために水分補給は慎重に行って進んだ。

この区間もアップダウンが激しい、上ったり下ったり、さっきこの道通らなかった?という感じの似たような景色が続く。

ここまで心拍数にかなり気をつけて進んできたけど、この区間になってくると心拍がなかなか下がらない、下りを歩いて深呼吸をしても下がらなくなって、上りは登れていたのに、徐々に登れなくなってきて、小さい山の上とかで休みながら進んだ。
ときには戻らない心拍で結構長い時間座り込んでることもあったけど、待てど待てど後続のランナーは現れず…
結局この区間は3時間16分もかかったのだが、エイドを出た後に仲間ともう一人の人に抜かれて、それ以降、2時間以上誰とも会わないで、進み続けて2時間以上ぶりに人の姿を見たのが桂木観音のエイドという状態で到着。

桂木観音(97.8Km) から フィニッシュ地点:ニューサンピア埼玉おごせ(106Km)

タイムは、24時間00分で通過順位 411人中77位で桂木観音に到着。

エイドに到着してフルーツポンチを頂く、氷りも入っていてサイダーも入っていて最高に美味しかった。
残りの距離から考えて、ボトルを満杯にする必要はないと思ったけど、念のため満タンにしてペットボトルにコーラまで満タンにしてからスタート。私の80kg以上ある体型だと、多少の装備の重さは誤差の範囲だという気持ちが常にある。

そしてエイドでお礼を言ってスタート。
このラストの区間は、距離も8.2kmと短いが、ロードが3kmくらいあるので実施、トレイルは5kmくらいしかない区間。
ただ、累積標高を稼ぐためか、一度下まで下らさせれた上に、再度上らせるところがある区間。
下りはここまで来ると、得意技になった必死の早歩きで下る。

太陽が上がってきて猛烈に暑い…ロードのアスファルトでは照り返しまで感じる、この時期にこの暑さは何?って感じだった。
下まで下りたら、今度は上りに切り替わる。
もう、最後の力を振り絞って上るしかない…途中休んだって目の前の現実は何も解決しないと思って進む。
ラストの上りだと思って、本当に気力だけで上りきって、上りきって下りに切り替わっても、走る余裕はなかった。

そして長い下り、前回はこの長い下りで前腿がもう終わっていて苦痛で仕方なかったが今年はまだ前腿は終わってないので小走りで下れる。

いつ終わるんだ?という気持ちで長い下りを下って、下界の民家が木の間から見えてきて、もう少し!と思って、やっとロードの下界へ到着。

ここからロードが3Km?くらい。
全部歩こうと思っていた、歩いても時計を確認すると全部歩いても26時間台には必ずフィニッシュ出来ると思ったから…
でも、26時間を切りたい!と思ったら、走り出していた。
どこにその体力が残っていたの?って感じで普通に走り続ける。
途中で抜いたランナーに、凄い!ここをそのペースで走れるとは!!と褒められる。
確実に26時間を切れるとわかっても、ラストまてロードは全部走り続けて

25時間46分

でフィッシュしました。

昨年は大雨にやられて、今年は暑さにやられた大会でした。

今後誰かの参考になるかわかりませんが、今年の私の区間タイムデータはこれになります。

総合順位 通過点 通過タイム 部門順位 年代部門順位 距離
321/411 くぬぎ村体験交流館 2:18:38 288/366 90/164 12.8
297/411 慈光寺 3:29:59 267/366 87/164 18.9
218/411 堂平キャンプ場 6:12:49 195/366 73/164 28.7
185/411 飯盛峠 8:34:42 165/366 63/164 39.1
174/411 ニューサンピアIN 10:33:40 154/366 63/164 51
109/411 ニューサンピアOUT 10:56:35 96/366 38/164 51.1
112/411 桂木観音 12:29:59 98/366 39/164 58
102/411 高山不動尊 14:38:44 88/366 35/164 66.5
87/411 竹寺 17:22:42 75/366 31/164 76.6
75/411 吾那神社 20:44:39 64/366 27/164 87.3
77/411 桂木観音 24:00:48 66/366 29/164 97.8
67/411 ゴール 25:46:48 57/366 27/164 106

それと、今回の彩の国トレイルは、飛び賞があって、スタートの前の競技説明で番号抽選があって総合順位が末尾7の人に飛び賞があった、
そして私の順位はというと

67位 / 411人

ということで、見事に飛び賞をゲット!!

ちなみに、部門別(男女別)だと

57位 / 366人

年代別だと、

27位 / 164人

と、どこをどう取っても全てで飛び賞番号でした!ある意味総合飛び賞でももらっても良いくらい(笑)

そして、もらえる物は選べたんだけど、どうしても男は機械物に弱いので、写真を取り忘れたけどこれを頂きました。

90ルーメンのヘッドライトだけど、山では少し光量が足りないけど、街中のウルトラなら使えると思ってね。

後日、フィニッシャーTシャツが届くと思うけど、昨年は、110kmで、今年は100kmのフィニッシャーTシャツが揃いそうです。
そして、来年も…って、今すぐにどうこうという気分にはならないですね。


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