第7回小江戸大江戸200k出場結果(その5)

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おしなりエイド(156km)から高島平エイド(178km)
おしなりエイドでは、暖かいスープを頂く、一口おにぎりもあったがお腹が受け付けそうもなかったので、果物なら喉に負担なく飲み込めたので果物を沢山頂いて、お礼を言ってエイドをスタート。
エイドをスタートするときにスタッフの方にコースは大丈夫ですか?と聞かれたので、5回目なので…と答えてスタートした。

夜があけてだいぶ明るくなってきた、でも寒い…。しかも声を出すと別人の声になって喉が痛い…。頭の中にこの声で明日からの仕事は行けるのか?と頭に浮かぶ。
走ってる途中に仕事のことを頭に浮かべるとネガティブな気持ちしか生まれない。

明るくなれば元気になってくるかと思ったら、猛烈な眠気が…。墨田川を越えて、浅草寺方面へ
チェックポイントの浅草寺を撮る

浅草寺のトイレは6時から利用可能なので、6時ぴったりくらいトイレを借りる。
浅草の街中を進む。眠くて仕方ない…。歩いていて真っ直ぐ歩いてない感じがするくらい。
我慢して進めば必ず眠気が覚めると思って、ふらふら蛇行しなから次のチェックポイントの鳥越神社を目指す。

この頃になると大江戸部門のランナーに結構抜かれる。大江戸ランナーもいろいろ、声をかけて抜いて行く人もいるし黙って抜いて行く人もいる
黙って抜いていこうとする人には私から声をかけたりして…同じコースを走る仲間として声をかけて走って欲しいな…という思いもある。

そして、チェックポイントの鳥越神社に到着、写真を撮る。

すぐにリスタート。ここからがまた私の記憶では怠い区間。都内の変わらない景色を進む区間。
湯島を抜けて、東大赤門前、私設エイドに知り合いが居てご挨拶。元気をもらって気持ち的にとりあえず駒込駅を目指す。
ただ、この区間ビルの陰でずっと日陰が続く…とっても寒い、早朝の空気が冷えてるのもあるけど、風邪引いてる身体には辛いよ…と思って進む。

駒込を通過して、王子方面へ、人の心を無くして淡々と進む。王子を過ぎたところで、道路沿いのお店?の人が、あと32km?だったかの看板を出していてくれていた。
神谷陸橋の環七左折して、線路を2回越えて、右折、赤羽駅方面へ。
やっと、赤羽駅まで来たな…という感じ。脚はもう終わってるので歩きがメインで進んでる感じ。ここまで来たら眠気のピークは越えていた。

赤羽駅前を左折して、階段を上って団地の間を抜ける、道行く人の若干の視線を受けるけどもう慣れた。
団地を抜けて、埼京線方面へ、線路沿いを進む、浮間舟渡の駅前の公園は、天気が良いので、家族連れが多く出ている。
そんなところを夢遊病者のように抜けて、ひたすら直進。
舟渡公園のあることろを右折して、橋を渡ったら、スタッフの方が居て、

高島平エイド(178km)到着25時間43分

高島平エイド(178km)から秋ヶ瀬エイド(189km)
高島平エイドでは唯一身体が受付てくれそうなフルーツポンチを飲み物のような感じで頂く、荒れてるお腹がずしっと重く痛くなるを感じたけど、この先コンビニもなくなるのでお腹に入れておく。
そしてお礼を言って、高島平エイドをスタート。
もう、体調も絶不調だから全部歩いても完走出来るので歩いて行こうと思って歩いていたら、後方から来た女性ランナーに次曲がるのはどの辺りですか?と聞かれたので、教えたけど…
わかりにくいからな…と思ったら、曲がり角まで併走しますよ!ということで走る事にした。
男の下心エネルギー恐るべしって感じかしれないけど…
女性ランナーと併走して走る、そして曲がり角、ここから河川敷に出るのは簡単そうだけど、初めてだと間違えるかな?と思ってそう思ったら、とりあえず河川敷までと思ってそこまで併走する。
河川敷まで無事に出て、このまま走り続ければ29時間で行けるよ~声援を送って、私は河川敷から歩くことに。

河川敷は、風は冷たいけど、日差しが強い…日焼け止めが必要だな…と思って歩く。
沢山の少年野球とかが試合をしてる横を疲れたおっさんが歩いてる風景は、同化してるようで同化はしてない。
途中で、大阪からいらしたランナーと併走して走る。話しながら走ると気分がだいぶらく。
おかげで過去一番この区間が短く感じたかも?武蔵野線の線路をくぐって、秋ヶ瀬橋をくぐって、土手の上にあがってエイドまであと3Kmと思ってひたすら歩く。
ここでリタイアしても、駅までかなりあるので、川越を目指した方がまし!と思って半分あきらめの気持ちで進む。
尻擦れが酷くて、実は短パンの下でタイツをお尻半分くらい下げて半尻状態で、しのぎながら進む。

そして、秋ヶ瀬エイド(189km)に27時間42分に到着

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秋ヶ瀬エイド(189km)~フィニッシュ(204km)

秋ヶ瀬エイドでは、うどんをいただく、ここでも喉の痛みはマックスで咳も出るのでうどんを流し込むだけで必死。エイドでの固形物以外は、全部ジェルでしか補給してないので、かなりエネルギー不足だとは思ったけどもう食べられないので仕方がない。
トイレに寄って、お礼を言って、ラストに区間に向けて歩き出した。
この区間は、ひたすら1kmごとの標識がある区間で心が折れないように進むだけ、流石に、5回目になると、1kmごとの標識にも免疫が出来ている。
心を無して淡々と進む。ずっとソロなので無口、かといって話と喉が痛いので話したくもないのだけども…。
本当にひたすら我慢で脚を進めて、やっと、遠くに小仙波の交差点の目印のケーズデンキが見えてきて、あそこまで行けばあと2kmと思って進むけど、なかなか近づかない。

そしてやっと、小仙波交差点、この交差点が少し複雑で、大江戸の女性ランナーにどこを行けば良いのか?と聞かれたので、鼻の下を伸ばして併走して教えてあげる。
自分でも、本当に脚が売れ切れているのか?という気持ちに。

そして、ラスト2km淡々と進む。川越の市街地、休日の昼過ぎなので人通りが多い。また、交わらない次元の人間が交わってるような感じの空間を進んで。
ラストの曲がり角を右折。蓮馨寺の入り口まで100メートルないくらい。

時計を見ると、30時間28分を過ぎている…あれ?もしかして30分切っておいた方気持ち的にいい?と思ってそこから猛ダッシュ。
何だ走れるじゃん!俺!と思って一気に走って、フィニッシュ。

フィニッシュしてから気付いたこと…この大会はスタートロスは引いてのネット計測だということに気付いてあれ?ラスト走らなくも良かった?と思ったけど

結局、30時間25分でフィニッシュしました。

これで、何とか小江戸大江戸200kの5回目の完走。
もともと完走しか狙ってなかったから大満足の結果でした。

でも、その代償は大きくて、次の日からしばらく風邪は悪化してね…声はひどいし咳は酷いし…会議で咳き込んで死にそうになるし。
やっぱり、普通に走っても辛い距離だから、コンディションを整えて挑まないとね…。

来年への教訓です。

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