東京オリンピック反対と言い続ける人を見ると思い出すこと。

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ランニングブログといつつ、汗が水芸並みに噴き出るこの季節。
そんなに走り屋じゃあるまいし、毎日バリバリ、ブリブリ走ってるぜぃぃぃぃなんて書くこともないので、今回は少し違って、ランニングとは全く関係のない超昔のことを思い出した話。

最近になってツイッターとかで、詳しい事情はわからないが、今さら感もあるけど、東京オリンピックなんて税金の無駄遣いだ!とか、東京オリンピックは今からでも返上して開催を中止すべきだ!とか言ってる何で今頃?と思うような意見を目にする機会が多々あった。

そんな意見を目にしたときに、私の中でもう30年近く昔の出来事を思い出した。

それは高校の入学式を終えた、翌日くらいの出来事だったと思う。

クラスをまとめる委員を私が通った学校では、ホームルーム委員と呼んでいた。
そのホームルーム委員を決めるということで、担任が立候補者を募った。
私の通った高校は私立の一応、文武両道をうたってる学校で、全国大会レベルの部活動も多数あって遠距離から通学している生徒も多数居た。
そんな人が集まって、周りの人が海のものとも山のものとも分からない状態で、もろちんホームルーム委員に立候補する者は現れなかった。

そこで、担任が取った方法は、担任による有無も言わさない指名という方法だった。そこで指名されのたが、私。
女子も一人指名されて2人でホームルーム委員をやることに。
私が指名された理由は、担任と私が通っていた中学校の先生が知り合いであって、私の話を聞いて、担任の中では私と決まっていたらしい…。

そんなホームルーム委員をやって、大なり小なりクラスの決めごとをまとめていた。
そして一年を通してクラスの一番大きいイベントといえば、体育祭と文化祭への参加。

私の通っていた学校では、体育祭に仮装行列で参加するか、文化祭に参加するか、それとも両方とも参加しないという選択肢もクラスにはあった。
それをクラスで決めるときに、一部の人から参加したくねーよ、面倒くせー!という意見が出た。怠く、悪びれている感じが格好良く見える年頃である。
そんな一部の連中がそんな態度前面に出して、クラスがまとまって体育祭に参加しようとしてるのを邪魔するようになった。

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その頃の私はキレやすかった…ラグビーでも、試合と練習では別人?と言われるくらいキレると容赦なかった。
そんな私がついにそんな脚を引っ張る連中にキレた。
キレると言っても、暴力なんてをふるった訳ではないないので、我慢の限界を超えたという方が正しいかもしれない。
クラスの決め事を決める時間に、脚を引っ張る連中に向かって、みんなの前で、演説をして本当にそれで良いのか?と問い詰めた。
演説の内容は覚えていない、恐らく、クラスが一つになって何かを作り上げようとしてるのに、脚は引っ張るばかりでそれで良いのか?的なことを話したと思う。
その後、そいつらは積極的に体育祭に参加することはなかったけど、脚を引っ張ることもなくなって、無事に体育祭の仮装行列に参加することが出来た。

そんなことがあって高校を卒業して数年後、そのとき同じクラスだった友人から、○○って覚えてる?って言われた。
○○?と私は記憶の奥底を漁ってやっと高校1年生のときに同じクラスで体育祭への参加の脚を引っ張っていた奴だったことを思い出した。
そして、そいつが私のことを3年間凄く嫌っていたことを聞かされた。
私は、正直、そりゃそうだろうな…と思って、びっくりするほど何の感情もなかった。
それより、私を3年間嫌いということは、結局あいつは自分を変えられなかったんだろうな?と思った。

そんな昔話を東京オリンピック反対!と訴える人達の意見を見て思い出した。

東京オリンピックも開催する!ということは決まって、全てがその方向で動きだしている。
反対!反対!と訴え続けてる人達も、世の中が自分の思い通りならないことはわかっている大人達。

開催するのが正解かしないのが正解なのかなんて未来のことは誰にもわからない。
でも、開催で進み出した以上、それを正解するには今から出来ることではないかと思う。

反対!反対と訴え続けるより、視点を変えて、自分を変えて、日本のためとか将来のためなんて大きなことじゃなくても良いから、自分にとってと小さい世界でも開催して良かったと思えるためにはどうしたら良いか?を考えた方が良いのではないか?と思う。

じゃないと、私の高校のクラスメイトのように、誰かを憎んで、責任転嫁をして、そして結局、東京オリンピック開催まで、もしかしてはその後も、自分は何も変われない時間を過ごすだけのような気がするのだが…。

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