横浜から浦安（100km）
横浜のエイドに到着すると、これから100kmウルトラの地獄の時間の60kmから80kmを迎えると思うとなかなか脚が前に出ないでゆっくりとしてしまう。
しばらくゆっくりしてから、行かなきゃな…っていう気持ちでスタート。
前を走ってた人達もゆっくりしていたので、一応２位集団でスタートした。
長く休んでいたお陰で、少し脚が動くかな？と思って、少しペースアップして前に出ようかな？としたら、攣りそうになって即座にペースダウンしておいてかれる。
ここから、信号が格段に多くなる。横浜から都心に向けて走るコースだからね。
信号で休む間に、ちょっと腰掛けて、脚を復活させる作戦に…この方法は小江戸大江戸で身につけた技だけど。
100kmくらいならもう少し余力を持って走れるかと思ったら、結構ギリギリ。
横浜から川崎までも遠く感じて、さずかに、エイド2カ所とアイスばかり食べていたら、かなりお腹が空いてきてどう考えてもこの先30kmは持たない感じ、どこかでガツンと食べなきゃと思ってるところに、
暑さでヘロヘロ状態になってきたので、コンビニでうんどを買って、路上の日陰に座りこんで食べる事に…。
食べ終わってから気付いけど、イートインがあるコンビニを探せば良かったと思ったけど。
食べ終わってから、しばらく歩いて進む。このまま全部歩いても良いんじゃないの？ってくらいに気持ちが切れていて、多摩川を越えて都内に入ると、電車が見える度に電車に乗ろうかな？と思うくらい。
徐々に、食べ物がエネルギーに変わってくれたのか、少し走れるように復活。
第一京浜の青物横丁の交差点を右折して、長かった国道沿いとお別れ、暑くて、コンビニで大きめのカップのロックアイスとドクターペッパーを買って、カップに入れながら飲む。ゴクゴク飲む。お腹タポタポでも飲む。
でも、これで結構復活して、海が近づいてるせいか、風が強くなって涼しくなったせいか、天王洲アイルのところは沢山の信号のひっかかりながらも順調に走れて、レインボーブリッジも軽快に走れた。
レインボーブリッジを越えると、ラスト10kmくらいだけど、最終コンビニになるので、そこで、10kmを持つようにと、ウィダーインゼリーを２つ買って一気に流し込んだら、気持ちが悪くなった。
ここから単調な景色の国道沿いを真っ直ぐ…。
なのに……………
有明を過ぎたあたりに、道路に矢印が書いてある。
コース途中も、所々にＨＨの記号と伴に、矢印が書いてあったのでここも書いてくれてるんだ…と思って矢印を見ながら走る。
すると、突然国道を右折する矢印に変わる。あれ？この道真っ直ぐじゃなかったの？？と思っても矢印を信じて右に曲がる、するととんでもなく信号が長い…それを２段階右折…コース全体で一番長い信号待ちだ…と思って矢印に従って500mくらい走ってると、ＨＨのマークじゃなくて、表現は難しいけど、○何か記号が書かれたマーク。
あれ・・・この矢印違う…と思って間違えた地点へ戻る…。心がボキボキ折れる音がした。このときの1kmのラップが14分と次ぎの1kmが12分、長い信号と折れた心で大きくロスをした。
元の国道のコースに戻ると、後ろの方にランナーが見える。大分追いつかれちゃった感じ、私は折れた心なのでスピードを上げる元気はなくて、本当に淡々と歩きも入れながら進む。
ラスト2kmくらいで私設エイド。氷りまで準備してくれていいて、大変助かった。残りの距離と、冷たい飲み物で生き返って感じ。
その私設エイドで一緒だった人と、最後は、一緒に走りながら話しをして、フィニッシュ地点までのラスト1kmくらいは、夢の国で浮き足立った方々の人波をかき分けて、フィニッシュ地点の浦安市運動公園に、スタッフの方々に熱く歓迎されながらフィニッシュしました。
タイムは、正式には、12時間44分みたい。
とっても暖かい大会で楽しく走らせてもらえました。ありがとうございました。
それと、完結編として開催されたこの大会ですが、オフィシャルページでも掲載されてますが、受け継ぐ方が表れて、形はどうなるかわかりませんが、継続することになったみたいです。
個人的には、運営の負担を考えると、途中のエイドを全部無くしても良いのではないかと…。
でも、そうすると、70kmと40kmの部門がちょっと怪しくなるけど（笑）
あと、今回走った感じ、周りのランナーはフルをメインにやってる人が多かった感じがするから、オクムと同日開催にしてくれないと、ど変態ランナーが集まってきちゃうので、ど変態に浸食されない為にも同日にして欲しいな…っていう気持ちありますけどね。
来年も生まれ変わった大会の内容次第だけど参加しようかな？と思ってます。
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