霞ヶ浦一周ナイトラン挫折詳細編、その2

32km地点のコンビニを過ぎて、スマホで確認すると次の曲がり角までまだかなり先っぽい、前から気にはなっていたけど、スマホのgoogle mapの距離尺度が画面からすぐに消えてしまって距離がわかりにくい。
スタート前に想定してたのだと、あと3kmくらいなんだけど・・・と思って、たまに車しか走らない、夜道を進む。たぶん、深夜の1時くらいに、車以外の交通機関が近くにないところを走ってるのは、車から気付いた人は危ない人だと思ってるんだろうな・・・と思って進む。
ちょうど35kmくらいのときにある事に気付いた・・・ウエストに付けてるポケットに携帯と、PASMOとお金を入れて居たのだが、PASMOとお金がない・・・これはヤバイ。
この落とし物は、小江戸大江戸200kのときはも途中でやってしまったのだが、また、やってしまった・・・という気分に。。3kmくらい手前のコンビニでは買い物が出来てるので、その後に携帯を取り出して地図を見ているときに落としたに違いない。
お金がなくちゃこの先も走れないし、PASMOがないと、月曜日から通勤も出来なくなる。もちろん探しながら戻る事に・・・風も強くないし、誰も歩いてないので、飛ばされたり、拾われたりする事は少なそうだから、走ってきた道をちゃんと戻れば見つかるはずと思って、ハンドライトとヘッドライトで照らしながら、戻る。
一応慎重に路面を照らしながら走りながら戻って、1kmくらい戻ったところで、全くの平地だと思って走ってしたら、ちょっとした段差に激しく転倒・・手をつついても、下を向いて走っていたおかげで膝を強く打って、身体を支えきれず激しくダイブ、誰も居ない夜道の深夜に泣きそうになった。手と膝は擦り傷で、膝は打ち身みたいな痛み、時計のガーミンの側面に激しくきずが出来たけど、幸にして液晶は大丈夫。
痛くて、心までぽっきり折れる音がした。痛みがひくまで歩きながら、落とした物を探しながら歩く。途中で今度は雨が降ってきて、これは急いで探さないと・・・と思って、また走り出す。
そして、寄ったコンビニから500mくらい離れた場所に、落ちてるジプロックのような袋に入ってる、PASMOとお金を発見。
安堵と、さて・・・これからどうする？という気持ちに・・・再度一周に向けて走り出したら、後48kmくらい、ここから戻れば32kmくらい。。もう、折れた心に48kmに走り出す根性はなく、迷うこともなく、32kmを選択。ここで戻っても35kmの往復で70kmだし、今から戻れば始発電車に乗って帰れるかもしれないしと、次々と自分への言い訳を繰り出して、挫折して戻る事に。
雨は、一瞬強くなるかな？と思ったけど、パラパラ程度で止んでくれた。
すると次は、目の前に、光る二つの点が見える・・・何？と思って近づいて見ると、まさかの野良犬・・・噛まれたらどんな病気を持ってるかヤバイ！と思って、気合い負けしたらやられると思って、こっちも威嚇するような声を上げて近づくと、犬の方がたじろいで、道の反対側へ逃げて行った。ただ、後ろから追って来ないか、怖くて何回も振り返って進んだけど・・・
そんな事があって、朝4時くらいになると、土浦まで後5kmくらいになって、徐々に明るくなってきて、やっと霞ヶ浦が少しづづ見えてきた。やっぱり、景色はあった方がいいよ。そのとき痛感したけど。
そして、4時45分頃に、土浦駅に到着。ただ、35kmを折り返して走ってきただけになっちゃったけど。。

正直もう一度リベンジしたいか？聞かれても、ナイトランではリベンジはしたくないかな？ただ、昼間走るには今の時期からだと暑すぎると思う。
本当に、逃げ道はないから、路線バスは走ってるみたいだけど、いつ来るのか・・・あと、コース上にある、潰れたお店みたいな風景も、なんか走ってる気力を失わせるけど。。

ということで、霞ヶ浦一周は、また、いつか満を持したらやるかもしれないけど、しばらくはいいかな？
本当に、修行の時間でしたよ。中途半端に弱い脚だったら、帰って来れなかったかもしれないから、強い脚を持っていて良かったという感じです。

走ってきたのはこんなところまでの折り返し。

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