第18回雁坂峠越え秩父往還153km走出場結果、その4

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CP6正丸峠からCP7西吾野 121.2km地点

CP6正丸峠のエイドは、カップラーメンエイドなので、カップラーメンのシーフードを選択。
このエイドに着くと思い出すのが、初めてこの雁坂峠越え秩父往還に出たときは、このエイドでカップラーメンを食べる事が出来なかった事を思い出すけど、前回と今回はしっかりと完食。
ここから次のエイドまでは下りがほんどので下ってからは平地メインの区間なので、歩きなしで走りきりたい区間なので、脚を座ってしっかり休めてからスタート。
エイドを出てから500m?くらいは上り。ここは歩く、無駄に脚は使わない、そして峠の頂点についてここから一気に真っ暗な中を下る。
夜景が遠くにとっても綺麗に見える。ロマンチックな風景だけど、見てるのは汗臭いおっさん二人、前のエイドで秩父のエイドで話しかけてくれた人と再会したので、二人で暗闇の中に消える事に、一人分のライトでは暗く感じるくらいの暗闇の区間なので、二人のライトだと走りやすいので共同作業で話しながら下る。
超ウルトラマラソンはこういう出会いも面白い、極限状態なのでみんな素が出てると思うけど、悪い人に会った事がなくて本当にウルトラランナーは心の広い人が多いと思う。

会話を楽しみながら淡々と急な下りを走って、下に国道の街灯が見えてきてほっとする。
ここからエイドまでの平地も惰性で下ってきた後なので歩きたくなる所だけど、気持ちを引き締めて走る。
今年はこの平地の区間でかなり歩いてる人を抜いた記憶が…心拍を上げ過ぎないペースを維持しながら、エイドまで頑張って走りきって、CP7西吾野に22時48分に到着。

CP7西吾野からCP8高麗 135.6km地点
このエイドでは、鮭茶漬けをもらって、その後はバナナをゴリラのように、食べて、GARMINの電池が切れてしまったので充電をセットしてから走り出す。
GARMINを充電しながら持っていても、気温が下がってきてたので筋肉が冷えて動かなくなる前に走って進む。
川沿いのコースを走る、川沿いのせいなのか、若干肌寒い。例年この区間から以降は歩きメインになってしまうけど、何とか今年は走れればと思って進む。
気温が下がってきて、歩き過ぎると筋肉が固まって余計走りにくくなるのでなるべく走る。
そんな気持ちで走ってるときに、何でもない平地で、派手に転倒・・・

転んだという意識の後からジワジワと全身に痛みが・・・膝と肘、手のひらに傷が出来て血が出てきた、足は動くか?と思って動かすと足は動きそう・・・
そして、GARMINを充電しながら持って走っていたので、それが遥か前方に充電器と伴に転がってる。拾って確認してみると、キズはついて、バンドの一部が破損。でも、液晶が割れるとかの被害はないみたい。
真っ直ぐ前方に転がったから良いものの、ちょっと横にそれていたら、車にひかれるか、川に転落してるかどちらかだと思うので助かった気分。

脚の痛みが引くまでしばらく歩いてからまた、走り出す。とりあえず走れるようなので、血は出ていても、この怪我よりも他に痛いところは沢山あるよ!って思って開き直って走る事にした。
そして、CP8高麗に1時9分に到着

CP8高麗からFN川越温泉 153Km
このエイドは、名物のイクラ丼エイド、これが絶品!胃がやられるてると、これが美味しく頂けないのだが、今年も豚汁といくら丼をしっかりと頂いて、このエイドでもバナナをゴリラのように食べる。
ラスト18kmは歩き続けると例年地獄のように長く感じるので出来るだけ走れるように、脚を休めてからスタート。
さすがにここまで来て止めるという選択肢はないので、前の進むのみと思って腹をくくる。
この区間はこの大会以外にも車で何回か通った事があるので、たまに見覚えのある景色があるとほっとする。
歩きが多くなってきたけど、出来るだけ走ろうと思いながら進む。
この区間は、正直、あの辺りで何があったとかブログに書くような内容の記憶がない・・・
しいて言えば、初雁橋に到着したときに、ラスト3kmくらいかな?と思って、歩いていると、後ろから、2人の初参加のランナーに、最後に曲がる今成の交差点は、渡って直ぐですか?と聞かれて、渡って1kmくらいあります・・・と言ったら、凄くがっかりしていたのを覚えてる。

何とか4時前(23時間)をゴールしたいと言っていて、行けますよね?と言われたので、頑張れば・・・と返して、そのランナーは先に言ったけど。
私も、もう少しだと思って、頑張って進む。

そして、ある事を思い出す。ゴール地点は、今成の交差点を曲がってからも、1kmくらいあることを・・・恐らくさっき抜いていったランナーはその事に気づいてないと思うので教えてあげないと、4時前(23時間)には着かないぞ!と思って、ペースを上げて追いつこうする。
すると思ったより身体が動く。追いつくと、曲がってもまだ距離があるから走らないと間に合わないよ!って伝える。
私はそれを伝えて力尽きる予定だったのたが、今止まってしまったら、もう動かないかもしれない・・・と思って、そのまま突っ込む・・・
どこにそんな力が残っていたのか?と思うくらいの勢いで突っ込む・・・。体感では、キロ5分を切ってるペース。電池切れするまで走ってやれ!思ってそのままのペースで走り続ける。
そして、その勢いのまま、ゴールまで走り続けて、FN川越温泉 3時54分に到着して

タイムは、22時間54分でした。

序盤は体調不良で今年はダメかと思ったけど、何とか完走。
ただ、家族には、始発電車で帰るという約束をしていた事は、無理そうだったので、この後はゆっくりお風呂に入って、よちよち駅まで歩いて帰りましたとさ。

今年も何とか完走出来たけど、とっても楽しく走らせてもらいました。
スタッフの方々、ボンティアの方々、私設エイドの方々、そして一緒に走った仲間の皆様等々、本大会に関わった下さった全ての皆様、本当にありがとうございました。

あと、1回、今年の反省点をふまえた、今後の対策を書きたいと思います。

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