マラソンブームから日本を考える

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タイトルが凄く大上段から構えるようなタイトルだけど、そんな難し話が私が出来る訳はないので、私が思って感じた凄く視点が偏ったお話。

マラソンブームと言われてかなり経つけど、今のマラソンブームを支えて居るのは私を含む40歳台の男性だと思う。

確かに、女性ランナーが増えて裾野が広がったとは思うけど、ランナー人口で圧倒的に多いのが40歳台男性で、タイムによってはレースの順位が39歳以下の部門より40歳以上の部門の方が順位が下がるくらいレベルが高くて層は厚い。

その40歳台男性って、一昔前の昭和では、働き盛りと言われて馬車馬のように職場で働かされた世代で、会社の為、家族の為と身を粉にして働いた年台

そんな40歳台が今では、マラソンなんかにうつつを抜かしてる、レースの翌日に休んじゃったり、出勤してもマラソンの疲れから幽体離脱をしながら仕事してるふりをしてる人も居る。

じゃあ?なぜ?そんな40歳台がマラソンにはまるかというと、普段の仕事やら日常では得ることが出来ない緊張感や達成感、自分がやった事に対する結果を感じる事が出来るからだと思う。

本来ならこの感覚は仕事で感じられればベストなのかもしれないし、一昔前の昭和ではそんな事を感じる事が仕事で出来たのかもしれない。
ただ、今の平成の世の中は違う、ここ数十年、日本自体が停滞してる感じで、新しい事が起こるより同じ事のルーチンワークが多くなり、刺激も無くなってきた時代。
そんな時代だからこそ、仕事以外での場所で一人でストイックに刺激を求められるマラソンがブームになっているのかもしれない。

一世代上の方が、この記事を読んだら、だから日本は良くならないんだよ!とダメ出しするかもしれないけど、こんな日本を作ったのはその、一世代上の世代でもある事は忘れて欲しくはないけど。

その40歳台も、マラソンをやるという事は、刺激を求めてるし達成感も求めてる、決して根っこから腐ってしまって無気力になっている訳ではない、ただ、数十年成長が乏しい日本を一気に変える事は出来ないので、その流れが来るのは待っているんだと思う。

それで、昨日、村上春樹さんのとある人の質問の対する回答を読んだこれを読んでやっぱり村上春樹さんは天才だ!と感じた。

走るということは、自分の身体に投資することって、まさにそれだと思った。

40歳台は、日本を変える事が出来る風を待って、その時が来たときのために、今は自分に投資をしてエネルギーを蓄えて居るのかと・・・
恐らく会心の一撃みたいな、一撃で変える事は出来ないと思うので、長い時間をかけて変えていく為の体力を蓄えて居るのかもしれない。
長期戦で戦える体力と忍耐力を鍛えるのはマラソンは最適ですからね。

だから、誤解のないように、40歳台男性は、女房、子供にも相手もされず、職場でもそこそこ適当に仕事して、時間の余裕も少し出来て、若い頃みたくガツガツ遊ぶと疲れが残るから、そこそこ充実感と達成感と疲労感をマイペースでコントロール出来るマラソンにはまってる訳ではないないですから。。。誤解されやすい年台ですね・・・・(^^ゞ

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